2010年05月02日

長谷川等伯展@京都国立博物館

こちらは京都の国立博物館で行われている「長谷川等伯展」です。先週訪れました。

開館1時間前に行ったのですが、すでに大行列。駐車場は満車状態でした。

この展覧会、長谷川等伯の人生に沿うように、絵画を見ることが出来ます。戦国時代の絵画の世界にも狩野派との強烈な政治的な駆け引きがあったり、驚くことばかりでした。それとともに長谷川等伯のみなぎるような野心と絵画への探究心に心を打たれました。

個人的には、最愛の息子であり最高の弟子でもあった才能あふれる長谷川久蔵の死後、7回忌に作ったとされる釈迦涅槃図を見たときに圧倒される感覚に陥りました。

こんなに心を揺さぶられたのは、いつ以来だろう?仏像では、清水寺奥の院の本尊を見たときに、ものすごいインパクトで心が揺らぎましたが、それと同じくらいドスンと胸に来るものがありました。

長谷川等伯の人生の終盤に残している絵は、ほとんどが優しく静かなタッチで、絵を追求した人が最後に求めていたものは、安らぎなのかな・・と思いました。

そして展示物を見終え、博物館を出ると90分待ちの行列で驚きました。

↓開館直後の京都国立博物館
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posted by たぬき at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光・旅行・遊び場

大遣唐使展@奈良国立博物館

もう一カ月近く前、桜が散り始めのころに立ち寄った「大遣唐使展」です。

大昔の人々が命をかけて、唐を目指して航海したこと。今のスペースシャトルよりもずっと危険な旅だったのでしょうが、本当にすごいことだと思います。

目玉展示物の「吉備大臣入唐絵巻」だけでなく、さまざまな展示物を見ていると3時間弱になってしまいました。

個人的には、その中でも無名の遣唐使、「井真成」(せいしんせい)の墓誌が印象に残りました。唐に渡り、急病で亡くなったそうですが、日本を思う気持ちはいかなるものだったのだろうか・・と考えて長い間立ち止まってしまいました。

↓まだ桜が残っていた時期の奈良国立博物館です。
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posted by たぬき at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光・旅行・遊び場