2011年01月31日

らんたん@京都市左京区聖護院西町

おすすめ度:★★★★
(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)

京大病院の向かい側、東大路通りに面して昔からあるお店「らんたん」さん。お店の外観は、古くからある昭和のラーメン屋さん風です。

店内は、カウンターとテーブルが2つ置いてあるだけで質素な造り。老夫婦と娘さん?と思われる3人で営んでおられます。切盛りの大半は、娘さんがされていて、おばあさんはにこやかにカウンター付近でお客さんと会話を楽しんでおられます。ゆるやかな時間が流れる、なんとも温かい雰囲気のあるお店です。

以前、本で、この店内の照明には屋台時代のランプを使用されていると書いてあった記憶があるのですが、確認するのを忘れていました。また訪れたときにでも確認してみようと思います。

このお店の特徴のひとつは、自家製麺であること。京都のラーメンは、新旧問わず、製麺所の麺を使っておられるお店が多いなぁと巡っていて思うのですが、老舗店で自家製麺を使用されているのは珍しい感じがします。

ラーメンメニューはシンプルで、ラーメン(並580円、大650円)、チャーシューメン(並730円、大800円)、スペシャル(チャーシューメンよりさらに肉増し、並900円、大980円)、ニクナシ(並500円、大550円)のみ。その他も麦飯、生たまご、メンマがあるくらいです。

この日は、スペシャル(並)を注文。

さて、とても透き通った色合いのスープのラーメンが出てきます。スープの表面は脂分が多めに浮いています。そして、やんわりと豚骨臭がただよいます。スペシャルにしただけあり、肉のボリュームがすごくて、一面を肉が覆っている感じです。その他の具は、多めのネギとモヤシ、メンマとシンプルです。

スープは、見た目のとおり、とてもあっさりしています。豚骨と鶏ガラベースだと思うのですが、それらの動物系の味わいは、控えめで、昆布だしが強く効いていて、とても和風な味わいに仕上がっています。お蕎麦やうどんのつゆと、醤油ラーメンの中間のようなスープです。とてもあっさりなのですが、後味に鶏ガラ・豚骨の旨みも感じられ、決して物足りなさを感じないスープです。

麺は、細縮れ麺です。こちらもスープと合わせたかのような優しい味わいと、しっとりとした心地よい食感が楽しめます。

チャーシューは、やや厚みがあり、スープに合わせた優しい味付け。その分、豚肉そのものの味や噛みごたえを十分楽しめるものでした。またスペシャルにしただけあり、肉の層が二層くらいあって・・食べ応えも十分でした。

もやしは、細めのもので、多い目。あっさり風のスープと合っています。メンマも優しい味付けで、一杯のラーメンの統一感がすごくある感じがしました。

なんとも優しく、体の芯から、ほっこり温まるようなラーメンでした。お店の雰囲気も、どこかのどかで家族的な雰囲気。流行りのラーメンに使われるようなキーワードからは縁の遠いような一杯でしたが、こんな優しい味わいなら、しょっちゅう食べてみたいなと思わせられるラーメンでした。

↓スペシャル(並)
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↓チャーシュー
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↓麺とスープ
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↓お店の外観
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posted by たぬき at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン@京都