おすすめ度:★★(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)
京都拉麺 信長さんの四条河原町店です。こちらのチェーンは、以前から気にしてましたが初の利用です。この日は、祝日のお昼を少し過ぎた時間帯に訪れました。
お店は、京都住友ビル7階レストラン街(マルイの建物です)にあります。とても開放的できれいな店構えとなっています。
店内は、カウンター席とテーブル席が中心です。清潔感のある店内で好印象。お昼を少し過ぎた時間帯でしたが、客席はほぼ満席でした。お店の方の接客は、ごく普通な印象です。
ラーメンメニューは、鶏ガラとんこつしょうゆの拉麺濃いめ780円が基本となるようです。他にも塩拉麺、梅拉麺、野菜拉麺、炎の激辛担々麺、複数の和えそばが存在します。単品やご飯類も豊富ですし、20時までの限定セット(ラーメンと単品を合わせたメニュー)も存在します。
テーブルには、魚粉、辛味粉、山椒、胡椒などが薬味として置かれています。
この日は、基本の鶏ガラとんこつしょうゆスープの中から、気になった信長チャーシュー麺980円を注文しました。信長チャーシュー麺だけでなく、普通のチャーシュー麺も存在し、違いは信長は脂身チャーシュー、普通のチャーシュー麺は赤身肉とのことです。
注文後、気になったのは、提供時間。昼食時を過ぎて、ほぼ満席でしたが、徐々に減っていくお客さん。待っている間に席数は半分以下に。でも本当に提供時間が遅くて、怒っているお客さんもおられて・・店員さんも多いのに、怒っているお客さんに説明に行かれる方もおらず、せっかくのきれいなお店、台無しだなと思いました。お店の方のオペレーションも不慣れなのか分かりませんが、人数はおられて、なぜこんなに提供時間がかかるのかは不明でした。
私の注文も約25分ほどかかって登場しました。待ち時間が長かったので、信長チャーシュー麺、お店のHPで画像を見て期待していたのですが、全然異なる感じのラーメンが登場し、ショボーンと言ったところです。
HPの画像は、中央に山盛りに脂身チャーシューが乗せられていますが、実物はちょぼちょぼチャーシューが浮いているという雰囲気。スープは白濁していて、きめ細やかに背脂が浮いています。他にスープの中に埋もれていますが、煮玉子、メンマ、ネギ、モヤシがトッピングされています。
スープをいただくと京都のスタンダードな背脂醤油系とは異なり、豚骨と鶏ガラのコクが前面に出たまろやか系です。スープの濃さとしては、濃すぎず、すっきり感があり、お店が唄っている濃いめを期待すると、ちょっと異なる印象があります。ただまろやかな旨みは効いているなという印象です。
麺は、細めの低加水ストレート麺を使用されています。茹で具合は硬めでしっかりとしたコシを残した食感です。
そして脂身チャーシュー。こちらは、小ぶりな切り身のもので、しかも脂分が失われていて、柔らかいのですが、「信長」の名前から期待するものとは程遠いように思います。量もそれほど多くなく、本当にチャーシューメンだったのかな・・と思ってしまう量でした。
こちらのお店、スープは、そこそこ悪くないように思うのですが、トッピングの貧弱さ、商品の提供の遅さ、お店の方のオペレーションの未熟さなど、ちょっといまいちな点が目立つなぁと思ったお店でした。この辺りが改善されると良いなと思います。
↓信長チャーシュー麺

↓チャーシュー

↓麺とスープ