木津川市の市役所前、もともと仲本食堂があった場所は人気のイタリアン「リストランテナカモト」となりましたが、少し前から2Fで仲本食堂さんが再開されています。
最近は、リストランテナカモトの仲本シェフが監修されてラーメンを出されているとのことで一度行ってみたいなとずっと思いつつ、ようやくの訪問。
お店は、リストランテナカモトの隣に掲げられている白い暖簾を通り、階段を上がると2Fにお店を構えておられます。店舗駐車場はありませんので車の方はコインパーキング等を利用することになります。
店内は、リストランテナカモト同様に、食堂とは思えない小ぎれいさ。奥にワインセラーなんかがあったりして、こちらも立派なイタリアンのような店構えです。お店は、女性店員さんたちが切り盛りされていて、庶民的で親しみやすいものです。
メニューは、木津川ネギ塩ラーメン、熟成醤油ラーメンの2種類。それと仲本の焼き餃子。ラーメン、餃子、ライスをセットにした定食のみとシンプルなものです。
この日はラーメン単品と餃子をお願いしようとしたら、定食のほうが安くライス抜きもできますとのことで、木津川ネギ塩ラーメン定食890円(ライス抜き)でお願いしました。
しばらくするとラーメン、餃子ともに提供されます。また山城ネギと柚子胡椒を合わせたペーストが添えられて、好みでラーメンや餃子にとのことです。
ラーメンは、澄んだ色合いで表面にネギから取ったグリーンオイルが浮いています。トッピングは炙りバラチャーシュー、メンマ、白髪ねぎ、海苔となっています。
地元の食材にこだわられているようでスープは雉祥で有名なナカムラポートリーさんの鶏ガラから取られているようです。鶏ガラのコクもそこそこあり、優しい味わいの塩スープ。そこにグリーンオイルと白髪ねぎの旨味が溶け込むように調和しています。とてもバランスの良く、ねぎの旨味たっぷりの塩スープです。
麺は、麺屋棣鄂さんの中細麺を使用されています。麺屋棣鄂さんのよくある麺と比べると表面のツルっとした食感が特徴的です。
豚バラの炙りチャーシューも厚切りで口の中でトロける食感。とても高レベルのチャーシューでした。
また餃子のほうもプリプリの皮に具沢山で、食べ応えあり。ニンニクを使われていないそうですが、それを感じさせないくらいの癖になる味わいの一品です。
初めていただいた仲本食堂さんの木津川ネギ塩ラーメン。リストランテナカモトさんが監修されたこじゃれたラーメンは、スープ、麺、具が調和した完成度の高い一杯だと思います。また気が向いたときに食べに訪れたいと思います。
↓木津川ネギ塩ラーメン定食(ライス抜き)
↓木津川ネギ塩ラーメン
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓仲本の焼き餃子
↓お店の外観です。