京都伊勢丹の10Fにありますラーメンテーマパーク「京都拉麺小路」に新しく出店された台湾まぜそばの発祥のお店「麺屋はなび」さんです。6/14(金)にオープンされたようですが、この日は6/15(土)の14時ごろ。偶然、訪れたのと行列が少なかったので入ってみました。
ただ5人待ちだったのですが、こちらのお店、意外と回転が悪く30分ほど待ってようやくの入店となりました。茹で時間が長いこと、それと食べ終わった後に追い飯があることが回転の悪さにつながるのだと思います。時間がない方は要注意かもしれません。
お店は、以前、新潟の東横さんが入っておられたところで出店されています。お店の前に食券機があり購入するシステムとなっています。
店内は、東横さんの時と基本のレイアウトは同じで、厨房の前のカウンター席が中心で、奥に一つくらいテーブル席がある、こじんまりとした空間です。清潔感のある店内で、お店の方の接客も笑顔のある丁寧なものでした。
メニューは、基本の台湾まぜそばを中心に、辛くない台湾まぜそば、キミスタ(基本からミンチ肉を抜いて、細切れのバラ肉を入れたようなもので、こちらも辛くない)の3つが基本となっています。トッピングで値段が変わる他、ご飯もの、水餃子などがサイドメニューにあります。ご飯ものはありますが、台湾まぜそばを食べ終えた後の、こぶりの追加ごはん(追い飯)は無料サービスとなっています。
この日は、台湾まぜそば860円+チャーシュートッピング250円を注文。にんにくの有無を聞かれますので、入りでお願いしました。
そこそこ時間を待って、まぜそばが登場します。真ん中に黄身が乗り、その周りにミンチ肉、他に刻み海苔、ネギ、魚粉、ニンニク、チャーシューなどがトッピングされています。
とりあえず具と麺が均一になるようにしっかりと混ぜていただきます。意外と唐辛子のような辛味も混ざっているのが良くわかります。
麺は、太めのちぢれ麺を使用されています。とても良く具と絡んでいるのか、海苔や、魚粉、ネギなどが均等に麺に付着しています。いただくと、玉子の黄身、それとタレ、ニンニクの旨味が活きていてまったり濃厚な旨味があります。そしてピリッとした辛みと魚介のコク。そこに太めの麺特有の、モチモチとした弾力があり、癖になる味わいだと思います。
食べていると、予想よりもピリ辛度合いも高いように思いますが、途中でテーブルに置かれています自家製昆布酢を加えると、ひきしまったあっさり感が出て食べやすくなります。
追加トッピングのチャーシューは、濃い目の味付け。醤油ダレだけでなく魚介の風味も入っている感じで、濃厚なまぜそばとよく合います。脂分は抜かれていてしっかりとした食感を堪能できるものでした。
ガツガツとまぜそばを食べ終えた後は、追い飯の投入。レンゲ一杯分くらいのごはんですが、残ったミンチ、ネギ、ニンニク、タレと絡み合い、濃厚な旨味を最後に口に運んでくれます。これはうれしいサービスだと思います。
台湾まぜそば、最近、いろいろなところで見かけるのですが、ジャンクながらも旨味があり満腹感も素晴らしい。シンプルな具の組み合わせからくる旨味もあり、よく流行っているのが分かる一杯だったと思います。また違う店舗にも訪れてみたいと思います。
↓台湾まぜそば+チャーシュートッピング
↓麺のアップ
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