この日はディナー8100円のコースにしました。以下はこの日の料理です。テーマは「冬」
○始まりの一皿
サバを赤と白のワインビネガーを用いて味付けされた一品です。地元産のカブを飾りつけに使っておられます。脂の乗りが良く、濃厚な旨みが味わえます。身は柔らかく食感も良いものです。
○地元のお野菜たち
京都南部の地元の野菜を使用したものです。真ん中の丸いものが凍らせたドレッシングで、これを溶かしつつ野菜と和えていただきます。新鮮な野菜と酸味のあるドレッシングの相性が良い料理です。
○長崎の的鯛と根菜
的鯛はフリットとして提供され、イタリアンパセリが彩りよく飾られています。フリットの香ばしさと的鯛のさっぱりとした風味が楽しめます。
○フォアグラ
フォアグラを落ち葉をイメージしたという見た目に仕上げられている一品。落ち葉や枯枝には、カカオやハーブが用いられ、霜をイメージした白トリュフが振りかけられている。濃厚な旨みを堪能できます。
○サラダ
見た目は普通なのですが、お皿のそこにパルメザンチーズをムース上にしたドレッシングが敷き詰められていて、混ぜ合わせていただきます。
○アンニョロッティ
今年のアンニョロッティは、カボチャを練りこんだもので、中には濃厚なチーズが入っていました。濃厚なチーズ・ミルク系の味を楽しめます。
○タリアテッレ
タリアテッレに地元ポークのミンチ、ほうれん草が和えられ、燻製チーズパウダーが掛けられています。こちらも冬らしい濃厚な味を楽しめます。
○南より届く、仔羊
オーストラリア産の骨付きの仔羊肉を3時間低温で調理したもの。自家製マスタードソースでいただきます。柔らか味があるお肉は、癖もなく食べやすい味わいでした。
○りんごのタルト
小さなりんごのタルトにラズベリーのムースなどが飾りに使われていますが、それぞれ合わせると甘酸っぱい風味が楽しい一品です。
○パネットーネ
イタリアで年末に楽しむデザートだそうです。ソースは2層に分かれ下に柿、上に卵黄を使ったもので、枯葉に見えるものは飴細工です。ソースが濃厚でジャムのような。重みのある冬のデザートです。
○食後のお飲み物
コーヒーをいただきました。お茶菓子として、フィナンシェと抹茶ショコラのようなものが提供されました。
○その他
今年もライ麦パンは、昨年と同じ「パネッテリア プルチーノ」さんのもの。安心していただける良好な味わいです。