お店は250号線沿いにあります。郊外型店舗で駐車場も完備されています。
店内は、一般的なセルフうどんチェーンと似た造りです。女性店員さんだけで切り盛りされていたように思います。店内で製麺もされている模様で、さぬきの夢2000を配合して使われているようでした。接客も丁寧に感じました。
他のセルフうどん店と同じく、うどんを注文し、好きな天ぷらやおでん、おにぎりなどを取り清算するシステムです。メニューは一般的な、ぶっかけ、かけ、ざる、釜玉、釜揚げ、カレー、湯だめなどが揃っています。ぶっかけ、かけ、ざる、釜揚げなどは並280円です。
特徴的なのは、赤ねぎぶっかけというメニューが看板メニューになっていること、期間限定の早春うどん(しらす、梅肉、錦糸卵入り)があったり、播磨地方特有で、おでんを生姜醤油で食べることも可能になっていることです。
この日は、せっかくなので赤ねぎぶっかけ(並、冷)280円を注文、かしわ天120円、ちくわ天130円、さといも天90円を取りました。さといも天は期間限定のようでした。
赤ねぎぶっかけは、ぶっかけうどんに辛味噌を和えたネギが添えられているシンプルなものです。
うどんのみをまず食べると、噛むと跳ね返すような強い粘性を持ったコシのあるうどんです。かなりのコシの強さに驚くくらいでした。
それとぶっかけだしが、イリコの風味が効いていて個人的に好み。関西の讃岐うどん店ではイリコがそれほど強くないお店が多いのですが、ここは香川で食べる味に近いように思います。
そして、赤ねぎを混ぜ合わせると・・これがかなりの刺激感で、食べ終わってもずっと残るような辛さがあります。シンプルなものですが、個性的で良いかなと思いました。
かしわ天は、ささみ肉のようなさっぱりとしたものを使用されています。ちくわ天は、とにかく大きくて磯部風の味付け。さといも天もカリッとした衣の食感の、さといもの食感を楽しめて、なかなか楽しい一品だったと思います。
こちらのお店は初めて入りましたが、本場を意識されているのが伝わるセルフうどん店でした。調べると播磨に二店舗しかないようですが、なかなか美味しく地元の方がうらやましいなと思いました。
↓赤ねぎぶっかけ(並、冷)
↓かしわ天、ちくわ天、さといも天
↓お店の外観です。