(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)
京都の第一旭の系譜を引き継ぐ「二両半」さんの布施駅前店です。鶴橋のお店には訪れたことがありますが、こちらは初めてです。
お店は近鉄の布施駅の北口を出てすぐのところにあります。黄色いテント看板が目立ちます。街中のため駐車場は存在しないと思います。
店内はラーメン店としてはこぎれいな感じで、カウンター席とテーブル席が並びます。男性職人さん数人と、接客は女性スタッフさんがされていました。庶民的な接客です。
メニューは、スープがしょうゆ、みそ、しおの3種で、チャーシューメン、旨肉ラーメン(厚切りの味付きバラ肉入り)、サイズの変更などで値段が変わるようになっています。トッピングにメンマ、味付玉子を入れられたり、京都系のラーメン店にしてはめずらしく替玉が出来たりします。
一品ものやご飯類も少し存在するのと、ランチタイムはラーメンと同じ価格でライスが付いてくるお得なサービスがあったりします。そのほかにも定食メニューは豊富に存在しました。
この日は、しょうゆのチャーシューメン並830円を注文。
登場したラーメンは、京都のオーソドックスなラーメンそのものの。第一旭と比べると、やや器が小さかったり、スープに濁りが若干あったり異なる点が少しありますが、チャーシューたっぷり、ネギ、モヤシがトッピングされたスタンダードな一品です。
スープは豚のコクと醤油のバランスが取れたもので、本当にいわゆる第一旭、ラーメン藤の王道スタイルのものです。豚の臭みもなく、コクがしっかりしていてレベルの高い味だと思います。
麺は低加水の中細ストレート麺を使用されています。茹で具合が控えめなのか、しっかりとした芯が残ったような食感を味わうことができます。
チャーシューは赤身肉が多く、そこそこの量が入っています。味付けは薄めで豚本来の味を楽しむことができます。脂身が少ないので、食べやすいです。
二両半さんは鶴橋のお店に続いて二度目の訪問ですが、どちらも第一旭の本流の味をしっかりと引き継いでいる印象です。どちらのお店も駅から近いので、大阪に出る際には利用価値がありそうです。
↓チャーシューメン(並)
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。