おすすめ度:★★★★
(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)
熊本出張の夜。前日に食べた太平燕が美味しかったので、他の店舗を検索。熊本城近くにある「桜の馬場 城彩苑」という土産物屋や飲食店が並ぶ観光施設にある、こちらのお店「夢あかり(夜は、月あかり)」が熊本キャッスルホテル直営で美味しいとの情報を見つけて入店。この日は19時30分ごろ入りました。
お店の外観は、桜の馬場が全体的に、城下の昔の街並みを再現されているので、江戸時代の町家風です。
店内は、とても落ち着いた空間です。カウンター席、テーブル席、団体用の席などがあります。
店員さんに聞くと、加藤清正や近くの祭りの彫刻が施されていたり、八代のい草で団体スペースとお店が分けられていたり、熊本らしさがちりばめられています。それとお店は20時までだったようで、店内は私の貸切状態でした。ラスト客なのに、接客は丁寧にしていただきました。
メニューは、20ほどの和洋中華料理でされており、熊本名物もいくつかあります。値段はそれぞれ単品で700〜900円くらいです。
この日は、太平燕880円と馬肉の竜田揚げ720円。それと瓶ビールを注文。瓶ビールはサッポロ黒ラベルでした。
太平燕が先に登場し、辛子味噌を添えて出されます。スープが物足りない場合は、足してくださいとのことです。スープは表面に脂分が浮き、キャベツ、えのき、青梗菜、ネギなどの野菜、それと海老、イカ、あさり、カニ、豚肉などのが入っていて具だくさんです。
スープは、塩スープで野菜や魚介の旨みが出ており、ほんのりとした甘みと酸味を感じるもの。温度は熱々で、味はあっさりとしていますが旨みがしっかりしているので、物足りなさはありません。食べている最後の方に、辛子味噌を加えると、コクと引き締まりが強くなったように思いましたが、それほど必要ないかなと思いました。
麺は、春雨を使われていますが、量は少なめです。麺料理というより、春雨入りのスープのような感覚でも食べられそうな料理かもしれません。具は、紅蘭亭のように玉子が揚げられていたり、一品一品が手が加えられているように思います。海老も大きなものですし、野菜の量が多く、それらと春雨を絡めて食べると食感が非常に良いです。
馬肉の竜田揚げは、馬肉らしく、肉質はしっかりで、旨みは強いのですが、脂身が控えめで美味しさたっぷりなのに、食べやすいという感じです。量も多めでした。
観光施設にあるお店ですが、店内の雰囲気も良く、味付けも上品で、なかなかの満足度でした。熊本名物の太平燕食べるのなら、このお店もありだなと思いました。
↓太平燕
↓馬肉の竜田揚げ
↓瓶ビール
↓お店の外観です。
2015年08月19日
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