(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)
第一旭の富士一号店さんです。お店は富士市の岳南鉄道、吉原本町駅から歩いて10分くらいのところにあります。この日は、お昼時に訪れました。
店舗は、古びたビルの1Fにあり、黄色の看板と、第一旭のFC系の暖簾がかけられています。駐車場があるのかどうかは、確認しませんでしたが、おそらく無いのではと思いました。
店内は、とてもこじんまりとしていて厨房の前にカウンター席と、反対側の壁に向かってのカウンター席。テーブル席などはありません。テレビが設置してあり、食べながら見ることができます。男性の職人さん一人で切り盛りしておられ、接客も素朴なものでした。
ラーメンメニューは、特製ラーメンの並、大、小のみでされています。他に餃子や焼豚、メンマ、キムチ、ライスなどがあるのみで、シンプルなメニュー構成です。
この日は、特製ラーメン並700円を注文。
しばらくすると登場したラーメンは、濃いめの色の醤油スープで、濁りはありません。スープ表面に脂分が多めに浮いているのが特徴的。豚の臭みも感じません。トッピングは、ネギ、メンマ、モヤシ少々とチャーシューです。
スープをいただくと、醤油のコクが深く効いており、豚のコクは控えめです。意外と動物系の風味が少ないので、後味がすっきりとしています。この醤油の深みを前面に出したような味は、第一旭でいうと、岐阜のお店に近いようにも思います。
麺は低加水の中細ストレート麺を使用されています。どこの麺かは、分かりませんでしたが、京都のものと比べると、少ししっとりとした食感に欠けているようにも思いましたが、近いものです。深みのある醤油スープともよく合います。
チャーシューは、意外と多く入っており、薄切りで大きさもそこそこのものを使用されています。脂身が少なく、しっかりとした豚の食感を楽しむことができます。味付けは控えめですが、スープともよく合う味でした。
この日は土曜日の昼食時、全国第一旭めぐり聖地に訪れた私のためなのか、食べている間、他のお客さんはおられませんでした。ゆっくりと味わった至福の一杯。京都の第一旭と比べると、醤油のコクが強く、後味はあっさり。食べやすい味で、なかなかのものでした。店内の雰囲気も庶民的で落ち着いており、末永く続いてほしいお店でした。
↓特製ラーメン(並)
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。
↓メニュー