(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)
ラーメン藤の守山店です。この日は11時ごろに訪れました。
お店は琵琶湖大橋の東詰近く、レインボーロードから少し側道に入ったところにあります。お店の外観は、少し古風な中華料理店という感じです。お店の前と横に駐車場が完備されています。
店内は、カウンター席のみとなっていますが、そこそこ人数が入れるようになっています。老年の職人さんと、おばちゃんたちで切り盛りされています。この日は開店から15分ほどだったと思いますが、すでに満席で活気がありました。接客は庶民的で素朴な印象です。
メニューは、しょうゆ、みそ、しおの3種類のスープのラーメンとキムチラーメンがあります。大盛りやチャーシューメンにすることで値段が変わります。単品は、ギョーザ、からあげ、フライドポテト、キムチ、ライスなどシンプルなメニュー構成となっていました。
この日は、チャーシューメン800円を注文。大きな釜に泳がす麺を取り出される店長さんの手さばきが心地よく、期待感が高まります。
しばらくすると登場したラーメン。若干濁りのある醤油スープに、もやしたっぷり、ネギ、メンマがトッピングされた京都の王道スタイルのものです。
スープは、若干塩気が強いように思いましたが、豚のコクと醤油のバランスがとてもよく、完成度が高いものです。濃いめですが、下手な臭みや後味の悪さもなく、とても飲みやすいものでした。
麺は、定番の低加水の中細ストレート麺を使用されています。やや柔らかめの茹で具合。コクのあるスープの旨みをしっかりと吸い込んでくれます。しっとりとした食感は安心の味です。
チャーシューは、赤身肉の薄切りのものが数枚入っています。この手の京都系のラーメンにしては少なめなのが、少し残念かなと思いました。ただ豚本来の味や食感を楽しめ良かったと思います。
こちらのお店のラーメンは、クラシックなラーメン藤のスタイルそのままに作られていて、安心していただくことができます。この慣れ親しんだ味が、このお店の活気につながっているのだと思います。これからも末永く地元の方に愛されるお店として長続きしてほしいなと思います。
↓チャーシューメン
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。