松原通沿い六波羅蜜寺の近くにあります中華料理店「六波羅飯店」です。この日は土曜日のお昼時に訪れました。
お店は、昔ながらの街の中華料理店という雰囲気です。あまり目立たないのですが、二階に掲げられている看板が目立ちます。街中のため店舗駐車場は存在しないようです。
店内はカウンター席とテーブル席が並んでおり、中華食堂という雰囲気です。お店にテレビがありますが、ずっと競馬中継をされていて、競馬関連のポスターなども貼られていたと思います。お店の方が好きなのかな?お店は老夫婦で切り盛りされ、庶民的で素朴な接客でした。
メニューは、中華メニューがいろいろとありますが、それぞれ価格は安め。例えば焼ぎょうざ220円、チャーシューメン680円、その他単品中華もほぼ500円台です。
この日は、普通のチャーシューメン680円を注文。
登場したラーメンは、やや小ぶりな器に昔ながらの見た目のラーメンです。澄んだ色合いの醤油スープ、メンマ、モヤシ、ネギ、そして厚切りのバラ肉がトッピングされています。
スープは、鶏ガラベースの醤油スープかなと思いますが、とても醤油の味が優しめで、あっさりとした印象。後味もすっきりとしていますし、とても飲みやすい。近所にあって毎日使うお店なら、こういうあっさり味が飽きないだろうなという仕上がりです。
麺は低加水のストレート麺を使用されています。柔らかめの茹で具合でしっとりとした食感。京都にはよくあるタイプで、すんなりと馴染む麺です。
そしてチャーシュー。厚切りのバラ肉がたっぷりと入っています。味もしっかりと入っていますし、やわらかさもあり、この価格で、この量ならかなり良いかなと思いました。予想外に美味しく、バラ肉を使った中華料理単品も食べてみたいなと思いました。
こちらのお店、通りがかりに、何気なく入ったのですが、優しく飽きないスープと、そこに主役ともいえるチャーシューがドーンと乗っていて印象に残る一杯でした。近くにこういうお店がある方は、うらやましいなと思えるお店です。
↓チャーシューメン
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。