新福菜館の府立医大前店です。数年前に移転されて今の店舗となりました。この日は土曜日のお昼時、移転後は初めての訪問です。
以前は府立医大前の店名通り、府立医大の前にお店を構えておられましたが、今は少し南下し、荒神口通り沿いにお店を構えておられます。民家のような建屋の1Fにお店を構えておられ、赤い暖簾が目印となります。街中のため店舗駐車場は存在しません。
店内は、こじんまりとしていて、少しのテーブル席と小さめのカウンター席があります。こちらのお店、移転前から接客がとても丁寧だと思います。
メニューは、中華そば(並)700円、特大新福そば900円を中心にサイズ、トッピングで値段が変わるようになっています。他に名物のやきめしがあり、焼餃子、付出し肉、ライス、キムチなどがサイドメニューとして存在します。
この日は、チャーシュー麺900円を注文。
しばらくすると登場するラーメン。新福らしい黒い色合いのスープに、チャーシュー、ネギ、太目のモヤシがたっぷりとトッピングされています。
スープは、見た目と異なり、意外とマイルドな醤油味。新福さんの数多くある店舗の中でも、さらにマイルドな印象を受けます。ベースのコクもしっかりしていますし、後味のまろやかさもあり、意外なほど飲みやすい味わいです。
麺は、低加水のストレート麺を使用されています。他の京都の老舗店と比較すると若干太めの麺は、もちもち感があり、噛んでいて楽しいものです。スープをしっかり吸い込み濃い色合いとなった麺は、その味も楽しめます。
そしてチャーシューは、脂身、赤身のバランスが良いものがたっぷり入っています。これでもか!というその量は迫力満点。やはり京都のラーメンはこうでなければと思います。また太目のもやしは、濃いめのスープの味を緩和させてくれる存在でした。
久しぶりに食べた府立医大前のラーメン。完成度の高いシンプルな一品は、いつでも食べたくなる安心の味だと思います。新福さんの直営店らしい、しっかり味。接客も丁寧で、いろいろな方におススメ出来るお店だと思います。
↓チャーシュー麺
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。