烏丸通り沿い、同志社大の前にありますラーメン店「麺屋あくた川」さんです。この日は、平日の14時ごろ歩いていて行列があったのでなんだろう?と思って近寄るとラーメン店でしたので入ってみました。
お店は、上立売通を少し南下したところに有ります。平日でも並んでいたので、土日だと常に行列ができているのではないでしょうか。それが目印になると思います。また黒い看板が目立ちます。街中のため店舗駐車場は存在しません。
店内は、一階はカウンター席のみで、二階席もあるようでした。狭い店舗なので、本当に厨房とカウンター席だけのスペースの店内です。店舗外に券売機があるので、そこで注文後、列に並ぶようになっています。平日なので並んだといっても5分前後でした。
お店は若い店長さんと、若い男性スタッフで切り盛りされています。カウンター席のみですが、お客さんの誘導の仕方が上手で、たとえば3人組のお客さんでも、うまく3人並んで座れるように計算されながらさばいておられました。接客も丁寧でした。
メニューは、シンプルでラーメン並650円で、サイズを中にすると+100円、大にすると+200円、ちゃーしゅーめん+200円、味玉+100円などサイズとトッピングで値段が変わるだけです。他にご飯類が単品であるくらいでした。
この日は、ちゃーしゅーめん(並)850円を注文。注文時に麺の硬さ、濃さ、脂の量を聞かれましたが、すべて普通でお願いしました。
しばらくすると登場するラーメンは、いわゆる横浜家系の見た目。濃厚そうな豚骨スープに大判のチャーシューが浮き、ほうれん草、海苔4枚がトッピングされています。
スープをいただくと、濃厚な豚骨の旨みが効いた味わい。家系なので豚骨醤油だと思いますが、醤油は強すぎず、豚骨醤油でありながら豚骨塩のような仕上がりにも思えます。豚骨をとことん煮詰めた旨みがしっかり出ていて、濃厚なのにくどさもなく、とても高レベルの味わいでした。
麺はやや平打ちの中太麺を使用されています。それぞれの長さが短めで、もちもちとした食感が心地よいもの。濃厚なスープとの相性も良く思います。またほうれん草の量が予想以上に多く、海苔も4枚入っているので、それらと絡めていただくと食感も楽しめます。
チャーシューはレア気味の大判のものが使われています。厚さもそこそこあるので食べ応えたっぷり。脂身は少なめなので食べやすく、このボリューム感でも比較的あっさりいただけます。
偶然知った、こちらのラーメン店は、とても高レベルの豚骨スープを楽しめる家系ラーメン店でした。学生さんが多いので、独特の若い雰囲気がありますが、味は素晴らしいお店です。人気店なので、なかなか行く機会がなさそうですが、機会があれば、また味わってみたいと思います。
↓ちゃーしゅーめん(並)
↓チャーシュー
↓麺とスープ