お店は、大里会館の隣に位置していて、外観はちょっとした料亭、料理旅館風となっています。お店の前に駐車場があり、数台止められます。
店内は、落ち着いて雰囲気で完全個室対応となっています。和室がいくつかあり、座敷もしくはテーブル席でも対応いただけます。宴会用の大広間もあるようです。こちらのお店、接客は丁寧ながらも庶民的な雰囲気で親しみの持てる対応をしてくださいます。
料理はお昼、夜ともに完全予約制。雉、間鴨、若鶏を使ったコース、御膳料理がいくつかあります。昼の場合、2000〜4500円くらい。夜は3000〜12000円くらいとなっています。
この日は、お店のメニュー表には載ってなかったのですが、過去に数回リピートしていますが間鴨の料理をいただいていないなと思い、お願いすると4200円で対応してくださったので、そちらをお願いしました。
この日いただいたものは以下の通りです。
〇鶏の肝煮、間鴨のしゃぶしゃぶ
鶏の肝煮は濃厚な旨味と食感が感じられるもの。鴨のしゃぶしゃぶは、あっさりとしながらも鴨肉独特の旨味や脂分、強めの歯ごたえもあり楽しめるものでした。山椒の風味もうまく活かしてあり食べやすかったです。
〇間鴨の塩焼き
塩味で焼かれていますが、足りなければと付け塩も添えられています。厚切りの鴨肉は噛むたびに、そのジューシーな旨味が口に広がります。ネギとの相性も良く、素直にお肉そのものの味を楽しめます。
〇間鴨、若鶏の寿司
2つの寿司の味を比較できるようになっています。若鶏は過去にいただいたことがある胸肉だと思いますが、あっさりながらも心地よい歯ごたえがあります。間鴨は口に含んだ瞬間からわかる濃い目の旨味を堪能できます。
〇間鴨のすき焼き
こちらはお店の方が肉への火の通し加減を見ながら焼いてくださいます。鴨肉以外にも野菜、豆腐などがたっぷり。鴨肉は弾力と適度な脂の乗りが良く、過去にいただいた雉、若鶏のすき焼きと比較しても濃厚な味わいを楽しむことができます。特にそのプリっとした食感は、なかなか味わえない楽しさでした。
〇デザート:自家製プリン
優しい甘みの大人の味わいのプリンという印象です。
数回リピートしていますが、こちらの間鴨料理は初めていただきました。鮮度も良く引き締まった食感で、とても満足度の高いものでした。こちらのお店は古風な料亭風ですが、盛り付けなども今風にアレンジされていて、一品一品楽しめるものばかりです。接客もどこか庶民的で馴染みやすく、とても居心地の良い雰囲気。何度訪れても新鮮な喜びを感じられるお店だと思います。
↓間鴨のすき焼き
↓鶏の肝煮、間鴨のしゃぶしゃぶ
↓間鴨の塩焼き
↓間鴨、若鶏の寿司
↓ごはんなど
↓デザート:自家製プリン