奈良市押熊町のならやま大通りの裏手あたりにあります老舗ラーメン店「長崎うまか亭」さんです。この日は、平日のお昼時に久しぶりに訪れました。
お店は、神宮5丁目交差点近く、ならやま大通りから少し裏に入ったところにあります。ぽつんと立った一軒家的なお店で、黄色いテント看板や赤色の暖簾が目立ちます。お店の前に駐車場も完備されています。
店内は、カウンター席が多く配置されています。庶民的な昔ながらのラーメン店という雰囲気です。老夫婦で切り盛りされていて、庶民的で親しみやすい接客です。
ラーメンメニューは、とんこつ、しょうゆの二種類のスープから選択でき、基本が700円、チャーシューメンが950円。それととんこつベースのチャンポン風ラーメン「ちゃんめん」880円があります。単品は、チャーハン、ギョーザ、ライスなどで、それらとラーメンを組み合わせたセットメニューも存在します。
この日は、今まで食べてなかった「ちゃんめん」880円を注文。
しばらくすると登場するちゃんめん。明らかに他のラーメンと異なり大サイズ、大きな器で登場します。茶濁したスープに、きくらげ、白菜、ニンジン、タケノコ、ネギ、豚肉、イカ、かまぼこなどがトッピングされています。
スープをいただくと、濃厚なベースの豚骨が強く効いています。その風味は強く臭みを感じるほどです。そして醤油味も入っていますが、濃厚な豚骨とのバランスが良く、濃い目かつマイルドという高レベルの仕上がりとなっています。また、たっぷりの野菜を炒めた香りが食をそそります。
麺は中細のストレート麺を使用されています。硬さは普通くらいで、たっぷりの具との絡みも良いものだと思います。
そして、ちゃんめんの具ですが、なんだこれはと思える分量です。白菜、ニンジン、タケノコ、きくらげ、どれだけ食べればよいのよ?と思えるボリューム感で提供されます。麺よりも具のほうが多すぎるレベルです。そして、数個入っている豚肉は厚切りの脂身タイプでとてもジューシー。これを追加で注文したいなと思えるものでした。
初めていただいた長崎うまか亭さんの「ちゃんめん」。濃厚でバランスも良いスープと、たっぷりすぎるくらいのトッピングに圧倒されそうな一品でした。こちらのお店は雰囲気も庶民的で過ごしやすく、また訪れてみたいと思います。
↓ちゃんめん
↓具のアップ
↓麺とスープ
↓お店の外観です。
↓メニュー