本家 第一旭の新宿店です。昨年、第一旭のたかばし本店さんが東京に出店されたとのことで、関東に行くことがあれば訪れようと思っていました。この日は、仕事後の17時ごろに訪問。行列が必須との情報がありましたが、平日の17時ですと行列なく入ることができました。
お店は、新宿御苑前駅から北に歩いてすぐの立地にあります。暖簾は、たかばしのお店と同じデザインで、こじんまりとした店舗で営業されています。お店の入り口に食券機があり、最初に食券を購入するシステムとなっています。
店内もとてもこじんまりとしています。第一旭の店舗の中でも一番小さいかも。静岡の富士の第一旭よりも小さいかもしれません。厨房を囲うようにカウンター席が並ぶのみです。お店は若い男性店員さん三人で切り盛りされており、素朴な接客でした。
メニューは、基本のラーメンが780円、特製は1000円、その他トッピングやサイズなどで値段が変わるようになっています。単品は、ライス、キムチ、メンマ、ヤキブタなどがあるくらいでシンプルなメニュー構成です。
この日は、チャーシュー麺950円を注文。麺の硬さなんて、第一旭では聞かれることがなかったのに、こちらでは聞かれましたので普通でお願いしました。
しばらくすると登場したラーメン。見た瞬間に思うことは、器が小さいこと。小サイズのような器でした。それと、こんもりのもやし、ねぎの山、量は変わらないのかもしれませんが、器のサイズから見た目が変わるのでしょうか。この辺りは京都とは異なりますね。
スープをいただくと、基本的に京都の第一旭系と似た感じではあるのですが、表面に浮かぶ脂分がとても多めです。そのためかヘビーな強みを感じます。動物系のコクは標準的で、第一旭系のラーメンにありがちなネギや動物系の臭みが強いこともなく仕上がりは良いと思います。
麺は、低加水の中細ストレート麺を使用されています。京都と同じ食感で、しっとりとした食感ながらもスープの旨味を吸い込み、味わい深い麺だと思います。
チャーシューは、見た目以上のたっぷり量が入っています。チャーシューの赤身、脂身のバランスもよく、ボリュームも満足できるものでした。ただ、器が小さいので、このチャーシューのボリュームがスープの脂っぽさに影響を与えたのかなとも思いました。
初めていただいた東京に進出された第一旭さんのラーメン。小さめの器で、いつも食べている感覚とは少し異なりましたが、さすが直営と思えるスープの味わいを出しておられたと思います。また仕事などで訪れる機会があれば再訪したいと思います。
↓チャーシュー麺
↓チャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。
↓メニュー