お店は宮崎空港3階のレストラン街の中にあります。外から見た感じは、こじんまりとした雰囲気のお店です。
店内もこじんまりとしていて、テーブル席が並びます。窓側の席に座ることができると空港の様子を見渡すことができるようになっています。お店の方の接客も丁寧なものでした。
メニューは、宮崎の郷土料理を使った御膳、定食メニュー、単品などが多くあります。チキン南蛮、地鶏の炭火焼き、肉巻きおにぎり、冷汁などを組み合わせたメニューがいくつもあります。宮崎の地酒や焼酎、地ビールなども豊富に揃っています。
この日は、冷汁三昧定食1500円と、地ビール2杯セット1150円を注文。愛媛で、さつま汁という冷汁と似た料理を食べて美味しかったこともあり、宮崎の冷汁も食べてみたいなと思っていたところでの注文です。
地ビールは、ひでじビールと霧島酒造のものから選択できました。飲んだことがあったのですが、ひでじビールの「太陽のラガー」を最初に注文し、次に「月のダークラガー」を注文しました。また、時間が余ったので、追加でサッポロラガーの瓶ビールを注文しました。
冷汁三昧定食は、冷汁が3種(元祖、海鮮、トロピカル)が提供され、ごはん、チキン南蛮、玉子焼き、おび天、ちりめん、漬物が添えられます。
ごはんは、お櫃に入ってくるので、適量をお椀に入れ、冷汁をかけていただきます。
最初に元祖。冷汁は味噌汁のぶっかけ飯のようなものですが、こちらは鯛を使っておられるようで、その旨味が効いています。具には、きゅうり、豆腐、玉ねぎ、ネギなどが入っていました。愛媛のさつまと比べると、魚介の風味が薄目で、さらりと食べられる夏仕様の料理という印象です。
魚介は、元祖に加え、タコ、イカ、貝柱とくずきり?が入っていました。こちらは魚介の風味がたっぷりで、個人的には3種の中で一番好みかなと思いました。
トロピカルは、マンゴー、バナナ、パイナップルなどが入っており、ネタかよ!と思いつつ、食べてみると、果物の酸味や旨味が合わさって、爽やかにいただけるものでした。意外と良かったと思います。
宮崎の練り物のおび天もいただけますし、たっぷりタルタルソースの乗ったチキン南蛮もビールのあてに良かったと思います。
ひでじビールの太陽のラガーは、しっかりとした苦みが効いていて後味も引き締まった本格派のビール。月のダークラガーは、ロースト麦芽のコクがあるのですが、意外と後味はすっきりとしています。どちらも夏場に相性の良い味わいだと思いました。
こちらのお店は、空港にあるお店ですが、本格的な味わいの宮崎料理を堪能できるので、使い勝手が非常に良いお店だと思います。また宮崎に来る機会があれば使ってしまいそうなお店です。
↓冷汁三昧定食(冷汁3種(元祖、海鮮、トロピカル))
↓冷汁三昧定食
↓ひでじビール(太陽のラガー)
↓ひでじビール(月のダークラガー)
↓サッポロラガー