(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)
木津川市の老舗のたこ焼き、お好み焼きのお店「きづいち」さんの店舗を文字通り間借りされて営業されている「らーめんまがり」さんです。この日は久しぶりに土曜日のお昼時に訪れました。
以前は「らーめんまがり」としては、お昼のみ営業のようでしたが、今は夜もされているようでした。
お店は、国道24号線沿い、木津駅に近いところにあります。外観は、きづいちさんなので、お好み焼き屋さんぽく見えるのですが、ラーメンの大きな垂れ幕をかけておられるので目印になります。お店の前に数台ですが車は停められるようになっています。
店内は、カウンター席、座敷、テーブル席が並びます。鉄板焼きのお店なので、テーブルには鉄板があります。お店の方の接客は庶民的な雰囲気です。
ラーメンメニューは、貝塩ラーメン、担々麺の二本立て。それぞれトッピングなどで値段が変わるようになっています。その他、単品がいくつかある他、きづいちとのコラボメニューも存在します。
この日は、担々麺のメニューの中から極みとろみ担々麺1080円の炙りチャーシュー3枚トッピング+240円をお願いしました。極みは通常の担々麺と比べても濃度が高く、胡麻が4.5倍加えられているなど特徴があるようです。
しばらくすると登場する担々麺。平たい器で提供されます。トッピングは別のお皿で提供されます。白濁したスープにたっぷりの黒ゴマが加えられ、チャーシューのほか、肉味噌、水菜、レタスがトッピングされています。そこに自分で追加のチャーシューを加えます。
スープをいただくと、最初に驚くことは、平たい器で、さらにスープの量が少なめなので、レンゲですくおうとしても、少量しか取れないことです。ただ味自体は、豆乳を使用されているというクリーミーな風味に、胡麻、肉味噌の味が合わさり、とても旨味たっぷりです。辛味油のようなものも浮いていて、スパイスも効いています。
それと肉味噌が特徴的で、ナッツ等も使われているのでしょうか。独特のコクを加えてくれるのも印象的でした。
麺は、細麺ストレートを使用されています。そこそこコシのある食感が心地よいもの。それと少量のスープですが、濃い目なので麺との絡みがとても良いです。極みは「スープを食べる」感覚と書かれていましたが、まさしく、そのような印象で濃厚なスープを楽しむ一品という印象です。
また炙りの入ったチャーシューも脂分が多すぎず食べやすく、味付けは濃い目で、濃厚なスープにも負けない一品だったと思います。
初めていただいた「まがり」さんの極みとろみ担々麺。本当にスープを食べるような印象で、濃厚でクリーミーなスープを堪能でいる一品だったと思います。また普通のバージョンの担々麺も試してみたいなと思います。
↓極みとろみ担々麺
↓炙りチャーシュー(別皿での提供時)
↓炙りチャーシュー
↓麺とスープ
↓お店の外観です。