お店は整理券式になっていて、14時ちょっとに訪れて、14:45分に並んでくださいと整理券を渡されました。平日でも、すごく繁盛しているのですね。仕方なく、近場を少しうろうろして時間をつぶしてから訪問。時間になって店前で並ぶと、すぐに店内に呼ばれ入ることができました。
お店は、岡崎公園の東側にあります。お店の外観は古風な町屋という感じで、白提灯と目の前に必ず並んでいるだろうお客さんが目印となります。駐車場も存在するようでした。
店内は、カウンター席とテーブル席が数席のこじんまりとした空間です。テーブル席は4人客とかでない限りは相席になるようです。お店の方の接客も庶民的で気の利くものでした。
メニューは、暖かいうどん、香味油の温かいうどん、ざるうどん、つけ麺、香味油のつけ麺、季節のうどん、ごはん類、デザートなどとなっていて、トッピングなどで値段が変わります。トッピングを見ていると土ゴボウを使ったメニューが多く人気なのだろうなと思われました。
この日は、うどんのコシを味わってみたかったので、鶏ささみ天ざるうどん1050円+土ゴボウの天婦羅400円を注文。並んでいるうちに注文していたこともあり、着席後、それほど時間がかからず提供されました。
うどんはざるの上にねじるように盛り付けられ、刻み海苔がかけられています。薬味はネギと生姜。鶏ささみ天には紫蘇天も付き、土ごぼう天には、カレー粉が付いていてそれで食べるようになっています。
うどんは不均一な太さで、やや太め。そして角がきれいに立っています。まずうどんそのものを食べてみると、なんとも強力なコシ。噛んでも歯が押し返されるような、すごい弾力を持っています。食感だけでも迫力十分ですが小麦の風味も良く味もなかなかのものです。お出汁は和風の濃厚な味わいですが後味がすっきりしていて、とても食べやすいものです。
天婦羅は、鶏ささみ天、土ごぼう天ともに揚げ方が素晴らしくサクッとしていて、具の旨味がしっかりと閉じ込められた仕上がり。ささみもあっさりしているのですが、程よい天ぷらの脂が染みていて意外なほどジューシーさも感じられます。土ごぼう天は苦みを感じない風味で、カレー粉との相性も抜群。濃厚な味のため、うどんとの相性も良いものでした。
初めていただいた山元麺蔵さんのおうどん。その麺のコシは、噛み切れないほどの強さで、コシで勝負!という迫力を感じることができました。また平日に時間の余裕があるときがあれば訪問してみたいと思います。
↓鶏ささみ天ざるうどん
↓うどんのアップ
↓鶏ささみ天
↓土ゴボウの天婦羅
↓サービスデザート
↓お店の外観です。