お店は、近大のすぐ近く、長瀬駅側にあります。街中の小さなおうどん屋さんという雰囲気です。駐車場はありませんが、まわりにコインパーキングは豊富にあります。
店内は、小さなテーブル席が2つとカウンター席のみで素朴な雰囲気。夫婦で切盛りされています。好きな天ぷらを取り、うどんを注文する、いわゆるセルフ式です。
うどんメニューはとてもシンプルなもので、かけ、ぶっかけ、しょうゆの3種類。それぞれ温、冷から選べ、どのうどんを選んでも、並330円、大430円、大大500円。
天ぷらは、比較的多くの種類があって、かぼちゃ、なす、さつまいも80円、ちくわ、半玉天、かき揚げ100円、とり天120円など。天ぷらは揚げた後、冷めないように、暖められているのが好印象でした。
この日は、ぶっかけ(冷・並)330円と、ちくわ天100円、半玉天100円、とり天120円の三つを取りました。
意外と早く出されるぶっかけうどん、見た目はシンプルで、濃いめの色合いのぶっかけだしにネギ、おろし、ショウガがトッピングされています。
うどんは、やや不均一な感じの切り方で、きれいに角が立っており、色つやも良い感じです。池上製麺所さんと比べると、この不均一な麺が、ずいぶん違うなという印象です。このおうどん、食感も、なかなか良い感じの粘り腰があり、心地よい噛み心地。小麦の風味も良い感じです。
おだしは、鰹風味が効いていて、ほんのり甘い後味が残る仕上がりの関西風です。本当に飲みやすくさっぱりとした一杯だなと思いました。
それと天ぷら、ちくわ天は大きめサイズですし、半玉天は、良い具合に黄身のトロリとした半熟食感が保たれています。そして、この店のとり天ですが、ごまと何で味つけられているのでしょう?脂のしっかりのったジューシーさもあり、とても美味しくいただくことが出来ました。とり天をもうひとつ、おかわりしたいなと思えるような、高レベルの味わいでした。
お店は街中の素朴なおうどん屋さんという感じで、値段も安めですので、とても使いやすいお店だなという印象です。平日は近大の学生さんで賑わうんでしょうね。こんなお店が近所にあれば、うれしいなと思いました。
↓ぶっかけ(冷・並)
↓うどんのアップ
↓右:ちくわ天、奥:半玉天、左:とり天
↓お店の外観です。