2014年06月02日

一番星@京都市伏見区深草飯食町

おすすめ度:★★★
(評価について・・★:マズー、★★:フツー、★★★:ウマー、★★★★:オススメ!)

藤森駅近くにあるラーメン店「一番星」さんです。一番星さんというと、岡崎のお店が有名ですが、この両店は友人同士と聞いた事があります。

お店の外観は、岡崎のお店はローカルな洋風店を思える外観なのに対し、こちらは昭和のラーメン店という感じです。お店の前に車が一台くらいは停められそうですね。

店内は、カウンター席とテーブル席が2つほどある、こじんまりとした雰囲気。お店は、老夫婦が切り盛りされておられ、庶民的で親しみやすい接客です。この日も、写真を撮らせてもらおうとお願いしようとすると、奥さんから先に、笑顔で何でも撮ってくれてもいいよ〜と。最近、写真を構えて食べる方が多いそうで、デジカメ持ってる時点で分かるよ〜とか言っておられました。

ラーメンメニューは、基本のラーメン650円にトッピングで値段が変わるようになっていますが、みそラーメン、カレーラーメン、冷麺など岡崎のお店では見ないものも。他にはごはん、ゆで玉子、ぎょうざ、キムチ、焼豚などシンプルなメニュー構成です。

この日は、岡崎のお店もチャーシューが旨いんだよな・・と考えながら、特製チャーシュー900円を注文。

調理されているのを見ていると、しっかりとしょうゆダレで味付けされたチャーシューの塊を、厚切りに一枚一枚切られている様子が、思わず美味しそう・・と思えます。

登場したラーメン、岡崎店と同じく、鶏ガラ+豚骨の醤油ラーメンだと思うのですが、見た感じは、あっさりとしてそうな薄めの色合い。具は、たっぷりのチャーシューとメンマ。ネギ、その下にもやしがトッピングされ、あらかじめ胡椒がかけられています。

スープをいただくと、あっさり系のとんこつ醤油味で、すっきりとした中に動物系のコクを感じる飲みやすいものです。岡崎店も同じような印象があるのですが、こちらは、胡椒がかかっている分、後味がピリっと引き締まります。

麺は、中細低加水ストレート麺を使用されています。かなり柔めの茹で具合で、これがクラシックスタイルのスープとの相性が良くて、個人的にはヒット。

そして、たっぷりのメンマも食べ応えがあるのですが、やっぱりチャーシュー。やや厚切りのチャーシューは、赤身、脂身のバランスもよくボリュームたっぷり。味付けもスープを邪魔しない程度にされていて、ラーメンとしてのバランスも良いものでした。

京都の老舗店というと、かなりこってりとしたお店が多い中、岡崎とこちらの一番星さんは、京都のクラシックスタイルの基本的な味は押さえつつ、あっさりとした仕上がり。しかしながらチャーシューのボリューム感・味もよく。なかなか通好みの素晴らしいお店だと思いました。

↓特製チャーシュー
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↓チャーシュー
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↓麺とスープ
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↓お店の外観です。
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↓メニュー
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posted by たぬき at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン@京都
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