日本クラフトビールさんが、日本の和のハーブ「高知県産の柚子と和歌山県産の山椒」を用いて、和が馨ることをコンセプトとして製造されているそうです。
その個性ある味わいを醸造するためにも、多くの醸造所の中から、ベルギーのケント郊外の醸造所を選んでいるとのこと。輸送も高級ワインと同様の物流経路を用いている、そんなこだわりのビールとのことです。
Rouge(アルコール:9%)
馨和 KAGUAは、その香りを楽しむためにも、ワイングラスなど大ぶりのグラスで飲んでくださいと注意事項で書かれています。そのため、ワイングラスに注ぎます。
赤褐色系の色合いのビール。なるほど、注いだ瞬間から山椒の香りが漂います。
アルコール度数が高いだけあり、飲むとワインを飲んだかのような重みがあります。炭酸はきめ細やかで優しく、まろやかでコクも素晴らしい。そして、後味に来る苦みと山椒のピリッとした独特のスパイシーさが印象に残ります。
ビールではありますが、ワインに近いような重厚な旨みを感じる一杯。かなりの飲みごたえがありました。
↓Rouge
Blanc(アルコール:8%)
こちらは淡色系の濁った色合いのビール。こちらは山椒と柚子も使われているようで、柚子のフルーティーな香りが漂います。
味わいは、爽やかで苦みも控えめで飲みやすい感じです。ほのかな柚子由来の酸味と山椒のスパイシーさが両立していて、個性的な味を楽しむことが出来ます。
様々な料理に合いそうな高級なビールだと思います。
↓Blanc