この日は、秘仏の本尊の十一面観音様が公開ということもあり、行きました。少し遠くから拝ませていただいたので、しっかりと見ることが出来なかったのが残念でしたが、美しい体のラインを持つ観音様でした。
その後、宝物収蔵庫へ。
まず、有名な口から「南無阿弥陀仏」と唱えている空也上人像。ものすごくリアルです運慶の四男・康勝の作品だそうですが、口から出る六体の阿弥陀仏。このすごい発想力は、どこから来るのでしょう?しばし見入ってしまうほどの像でした。
その他にも平清盛像、運慶作の地蔵菩薩様などを拝みました。地蔵菩薩は、衣文のひだがすごく美しく驚きました。
またいつもは作品ばかり拝ませていただいている運慶・湛慶の坐像もありました。運慶は老いているのに、まだまだ製作意欲にみなぎっているような・・・湛慶は、真実を追究するような・・そんなするどい目線でした。
↓京都の町中にある本堂です。
↓御朱印です。