先日の醍醐寺に続き、こちらも西国三十三所の「花山法皇一千年御忌記念結縁ご開帳」が5月の間(来年度も行われます)行われている
宝厳寺です。
昨年、京都新聞に近年悲しい事件・事故が増えていることからも、一般には60年に一度の公開の観音様をみて、心をやすらかにして欲しいとの記事が載っていました。それを読んで以来、見に行きたいとずっと思っていました。
お寺は琵琶湖の北、長浜港から船で30分ほどの竹生島にあります。島は宝厳寺と都久夫須麻神社があり、信仰の島として昔から参拝客が耐えないそうです。
島に着くと数店舗のお土産屋が立ち並びます。そこから山の斜面に合わせて宝厳寺と都久夫須麻神社の建築物が並んでいます。
ここの本堂のご本尊は、弁財天さんなのですが、西国三十三所の巡礼所は観音堂です。ご本尊は千手観音様。観音堂のほうが山の下手にありましたので、まずそちらから拝みました。
秘仏として、めったに公開されないからか、とても美しい装飾が残った千手観音様。その目つきは優しく静かな感じでした。本当に心が穏やかになるような仏様でした。
その後、本堂の弁財天様をお参りします。本堂の前では、なぜだか抽選会のようなもの?が行われていて、人だかりが出来ていました。そちらはスルーして、弁財天様を拝みます。先ほどの静かな仏様とは逆に、柔らかな笑みとにぎやかな雰囲気が楽しそうな像でした。
その後、宝物殿・三重塔などを見学して、船に乗り込み岐路に着きました。三重塔は比較的新しく2000年ごろの創建だとのことです。
まだ成人前に二度ほど、この島に訪れていますが、その頃には無かった塔ということになりますね。恥ずかしながら寺社に興味の無かったその当時の私には、それほど興味深いスポットではありませんでした(^-^;なので記憶もほとんどありません。
帰りの船も30分ほど。美しい長浜の町並み、琵琶湖の景色がとても心地よいクルージングなのでした♪
↓本堂です。抽選会?のような行事が行われており人だかり。

↓三重塔です。

↓本堂付近から島の船着場を眺めます。

↓船から見る竹生島。

↓御朱印です。