2009年06月21日

矢田寺@大和郡山市矢田

奈良のあじさいの名所「矢田寺」に行きました。昨年は「三室戸寺」「藤森神社」「久米寺」「岩船寺」とあじさい巡りしましたが、矢田寺には参拝できなかったので、楽しみにしていました。

矢田丘陵は、「大和郡山市民マラソン」で走って以来です。少し起伏のあるハードなコースを思い出します。

お寺は、あじさいの季節ですので多くの参拝客でにぎわっていました。駐車場も満車に近い状態です。

山門をくぐり階段を登って行くと、本堂が見えてきます。本堂から見ると左手に、数多くの種類のあじさいの見本園があり、右手に広いあじさい園が広がります。

まず本堂をお参りします。お地蔵様が本尊というのは、珍しいような。お姿は、すこし遠く、よく見えなかったのが残念でした。

続いて、あじさい見本園と、あじさい園を観賞。昨年巡ったあじさいの名所で、一番規模が大きかったのは三室戸寺でしょうか。そこと比較すると、三室戸寺は同じ色、同じ種類のあじさいで統一されていたのに対し、矢田寺は数多くの種類、色のあじさいが咲き乱れていました。

広くて、間近で多くのあじさいを見れて、その美しさは、暑さを忘れるような感覚でした。

↓本堂です。
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↓本堂横のあじさい。
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↓数多くのあじさいが大輪の花を咲かせていました。
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↓御朱印です。
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2009年06月10日

興福寺・北円堂@奈良市登大路町

毎年、春と秋に特別公開される「興福寺」の北円堂です。素敵な仏像に出会えるお堂で、とてもお気に入りスポットのひとつです。昨年も参拝したのですが、今年もGW中に参拝しました。

国宝の北円堂は、八角円堂で、鎌倉時代の再建とのことです。西国三十三所霊場で有名な同じく八角円堂の南円堂が後に建てられたため、古いほうのお堂を北円堂と呼ぶようになったそうです。

ここのお堂の中には国宝仏が数体あります。

ひとつは中心におられる弥勒如来坐像。ものすごく安らかな顔をしています。晩年の運慶が慶派の仏師を率いて完成させた作品だそうです。

周りには国宝の四天王像。平安時代の像だとのことです。すこし下半身でっかちな感じのユーモア感のある四天王像です。もともとは大安寺の仏像だったそうです。

そして一番インパクトがあるのが、無著菩薩・世親菩薩立像です。こちらも運慶作。北インドで活躍した兄弟の学僧であるそうですが、そのリアルな顔立ちに驚きます。

世親菩薩は、優しく遠くを見つめ、無著菩薩は誰かを諭すように鋭く、それでいてきつくない優しさのある目をしています。この二つの像を見ると穏やかな気持ちに慣れます。

何度でも訪れたいお堂です。また秋にも参拝しようかな♪

↓美しい八角形のお堂。
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↓昨年いただいたものですが、御朱印です。
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2009年06月09日

霊山寺@奈良市中町

奈良の富雄川付近にあるバラの名所で知られる寺院「霊山寺」です。家からそれほど遠くもないのですが、ネットで悪趣味なお寺のように書かれていることが多く(^-^; 今まで参拝する気になかなかなりませんでしたが、先週末にバラを見るために参拝しました。

本堂は国宝、由緒ある建築物が多く残っているのに、、そんなに悪趣味なんだろうか・・と思いつつ到着。

お寺は、古き由緒正しき雰囲気も持ちつつ、宿、温泉、大霊園、ゴルフ練習場、バラ園などを経営し、異色の雰囲気を漂わせています。

まず、寺を入りすぐあるバラ園を見学。お寺ですが、イングリッシュガーデンのような西洋風のバラ園があります。やや枯れかけでしたが、なかなか美しいものでした。バラ庭園の中にはカフェもあり、不思議な感覚です。

その後、お寺を参拝。ゴルフ練習場や温泉などの前を通り、本堂を目指します。悪趣味なのかな?と思いつつ、それほど気にもなりませんでした。静かな雰囲気で、なかなか良い感じの境内です。

ただ本堂の隣、寺務所付近にある金ぴかの黄金殿、白金殿には、少し引きました・・(^^; これが500年後くらいには、重要文化財のひとつにでもなるかもしれませんね・・

本堂は質素な雰囲気。木々に囲まれ、静かで安心できる場所です。本尊の薬師如来、日光・月光菩薩像は秘仏のため秋に公開とのことで見ることが出来ませんでした。まわりを取り囲む十二神将が印象的でした。

本堂を少し下ると鎌倉時代建立の三重塔もあります。木々に囲まれ、遠方から眺めることが出来ないのが残念なくらいのきれいな形の塔でした。

秋もバラの季節には、バラ園をするのでしょうか。もし秘仏公開の時期と重なれば、また参拝したいです。

↓国宝の本堂です。
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↓三重塔です。
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↓西洋風バラ園の様子。規模は「おふさ観音」より数倍大きいです。
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↓いろんな種類のバラが咲いていました。
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↓御朱印です。
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2009年06月07日

秋篠寺@奈良市秋篠町

西大寺から押熊方面へ、秋篠町にひっそりとある「秋篠寺」です。6月6日は、秘仏である大元帥明王像が、年に1日だけの公開日でした。それを目的に参拝しました。

この年に一度の公開日が土曜日と重なったためか、普段は静かなお寺ですが、駐車場は満車、境内もすごい数の参拝客でした。特別公開の行われている大元堂の前は、長蛇の列。約20分待ちくらいでしょうか。ですので、先に本堂をお参りしました。

このお寺には、日本に1つしかない像が2つあり、1つは大元帥明王像、もうひとつは、本堂にある伎芸天像です。

本堂は、中央にふっくらとしたお顔立ちが特徴的な薬師如来様がおられます。少し怒っているようなお顔立ちですが、柔らかな頬の雰囲気と合わさり、やんちゃ坊主のようなお顔が印象的でした。

薬師如来様の両脇には日光・月光菩薩、十二神将が並びます。右端に帝釈天、左側に小さな地蔵菩薩様と伎芸天が並んでいました。

伎芸天の少し腰を柔らかく傾けた感じ、指先の雰囲気、、なんと美しい像なんでしょうか。こんな印象的な像は、ひさしぶりに見た感じがします。多くの人を惹きつける像なのでしょう、この像の前は、常に人だかりでした。

それと小さな像でしたが、地蔵菩薩像は、くっきりとした顔立ちで印象的でした。

その後、大元帥明王様を参拝。20分ほど並んだ後、ついに対面。

こちらも本当に驚きました。がっちりとした体格、極太の6本の手、やや短足に見える像ですが、体にちいさな蛇が巻きつき、その憤怒の表情は、ものすごい迫力です。こちらも今まで、こんな仏像、見たことないな・・と驚く像でした。

お寺の中は、苔に覆われた庭などがあり、普段は本当に静かなお寺なんでしょうね。雰囲気の非常に良い場所です。

今回、見た像は、何度でも見たいな・・と思えるくらい、すごい仏像でした。また来年も日程が合えば、見に行きたいです♪

↓国宝の本堂です。
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↓大元堂の前には長蛇の列。
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↓苔に覆われた境内は、静寂な雰囲気です。
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↓御朱印です。通常は、御朱印をしていないそうです。6月6日限定でされるとか。
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2009年05月24日

おふさ観音(観音寺)@奈良県橿原市

奈良のバラの名所として有名な「おふさ観音」です。正式には「観音寺」という名称だそうです。ちょうどバラの見ごろの季節でしたので、参拝しました。

今回は、車で行ったのですが、けっこう細い道ですね。バラの季節ということもあり、駐車場は埋まり気味でした。歩いて行った方が良い場所かもしれませんね。

小さな境内でしたが、本当にバラに埋め尽くされています。イングリッシュローズが有名と聞いていましたが、それだけではなく、多くの種類のバラが咲いていました。

いたるところにバラが植えられているので、香りもすごくて・・寺に来たというより、植物園に来たかのような感覚です。

こちらのお寺、本堂は十一面観音なのだそうですが、この日は扉が閉じられていました。毎年、決まった時期のみの開帳だそうです。拝むことが出来ず少し残念でした。

また境内は全面がバラ園なのですが、奥のほうは、小さな日本庭園がありました。落ち着いた雰囲気で、バラ園とは違う雰囲気でした。

このお寺は、白いカメに乗った観音様が現れ、それを発見してお堂を建てたのが「おふさ」という名前の娘さんだったそうです。それに由来しているのか、日本庭園にはカメがたくさんいました。

春だけでなく、秋もバラの季節はにぎわうそうです。また花の季節に訪れたいと思います♪

↓本堂に続くバラの道です。境内には、びっしりバラが植えられていました♪
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↓数多くの種類のバラが植えられていました♪
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↓境内の奥のほうには静かな日本庭園が広がっていました。
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↓御朱印です。
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2009年05月09日

不退寺@奈良市法蓮町(2)

昨年度は6月に訪れた不退寺。今年はGW中に訪れました。花の寺として有名なこのお寺は、新緑がとても美しいです。

GW中、奈良公園は人だかり。昨秋に続いて、興福寺の北円堂を見に行ったのですが、秋の特別公開よりも人!人!人!(笑)ETC効果なのでしょうか、GWがすごいだけでしょうか。

その後、奈良公園を散策するつもりが、人を避けて静かそうなこのお寺へ・・正解でした♪

このお寺、黄菖蒲が有名なのだそうです。あと少しあとに訪れれば、美しく咲いていたのでしょうが、まだ二分、三分咲きというところでした。またツツジは、咲き誇っていてとても華やかでした♪

この日は、このお寺の開基と伝わる在原業平の肖像画も特別公開されていました。ひっそりとした静かなお堂の中で、観音菩薩像などとともにゆったり拝観することが出来ました♪

過去の参拝記録「不退寺(1)

↓静かなお寺に花が咲き始めています。
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↓黄菖蒲の見ごろは、今月半ば以降でしょうか
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↓ツツジは満開。
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2009年04月13日

談山神社@奈良県桜井市

桜井市の多武峰にある談山神社です。日曜日に参拝しました。先週からの急な気温上昇で、関西の桜の名所がほとんど散り始めになりつつあったので、談山神社なら、まだ見ごろかな?と思い出かけました。

しかし、多武峰へ登る道路からして散り始め(^-^;駐車場の桜並木も散り始めで、少し残念でした。

ただ一部、満開に近い桜もあり、この神社のシンボルでもある十三重の塔を遠くから眺める景色は、とても美しかったです。

ここの神社は、明治の神仏分離までお寺であったため、木造の十三重塔など、寺院の雰囲気を強く残している神社です。

昨年度の秋の公開の際には、神社なのですが如意輪観音像が公開されていたと思うのですが、、今、行われている春の特別社宝公開では、展示されていませんでした。また権殿は改修工事中でした。

この神社、けまり祭りが春と秋に開催されるそうで、けまりにちなんでサッカーや足に関するお守りが売られていました。サッカー好きのランナーとしては、買わずにはいられない!ということでお守りを買っちゃいました(^-^;

ここは秋の紅葉もきれいそうですね。次来るときは、長谷寺、室生寺などとセットで巡りに来たいです♪

↓十三重塔。遠くから眺めるほうが美しく見えます。
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↓本殿です。
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↓けまりの庭にある総社拝殿と桜の木。美しく咲いていました。
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↓中には満開の桜も!
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↓左が「足守」、右が「まりびと守」。マラソンとサッカーには欠かせません(^-^;
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↓御朱印です。
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2009年04月08日

長谷寺@奈良県桜井市(2)

日曜日、大野寺のしだれ桜を見たついでに長谷寺にも立ち寄りました。近鉄の長谷寺駅に着くと、駅前も美しい桜が咲いていました。

以前、訪れた際は車だったのですが、近鉄の駅から歩くと以外にも電車で参拝される客が少ないことに気がつきます。駅から国道165号を渡り、お寺の参道に入ると急激に車や観光バスの参拝客で溢れかえります。

大野寺の桜が、近くから見る迫力のある桜だとすれば、ここは遠景を楽しむ桜でした。仁王門からの長い登廊を背景とした桜景色。本堂の舞台から望む桜を背景にした五重塔は、絵画的な美しさでした。

この日も昨秋と同様に本尊の結縁特別開帳と寺宝公開がされていましたが、そちらは今回は見ませんでした。ただ本堂から本尊の観音様のお顔を拝んで「怪我が回復し走れるようになったこと」の感謝の気持ちを伝えました。

長谷寺は、本当に美しくて大好きなお寺となってしまいました。季節により、いろんな花が楽しめるので、また参拝したいと思います♪

過去の参拝記録「長谷寺(1)

↓登廊。背後の桜が美しかったです。
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↓本道の舞台から望むこの景色が一番美しいかもしれませんね。
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↓満開の桜が美しい一日でした♪
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2009年04月06日

大野寺@奈良県宇陀市

日曜日、しだれ桜の名所、大野寺に行ってきました。近鉄の室生口大野駅から徒歩5分くらいでたどり着きます。室生寺は、参拝したり梅雨の蛍を見に行ったりで何度か訪れているのですが、そのふもとにある大野寺は常に通り過ぎてばかり(^-^; この日が初参拝でした。

普段は静かであろうこの小さなお寺、しだれ桜が満開だったこの日は、花見客であふれていました。

ここのしだれ桜は、珍しい「小糸しだれ」という品種だそうです。2本あり、どちらも本当に桜の花びらが降りおりて来るかのような枝垂れ方でした。

その他にもベニシダレ、モクレン、トサミズキなどの花が小さな境内にびっしり咲いていて、とても美しい景色でした。

ここには重要文化財の地蔵菩薩様がおられたそうなのですが、花に目をとられて、ぜんぜん注意して見ていなかったです。。火刑となった少女の身代わりになった伝説の残るお地蔵様で「身代わり焼地蔵尊」と呼ばれているそうです。

次に参拝した際には、ぜひお目にかかりたいものです。


↓満開の小糸シダレ。
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↓本当に空から降ってくるかのような桜の花々。
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↓もう一本の小糸シダレも美しく枝垂れていました。
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↓いつも下を向いているトサミズキ。かわいらしい花です。
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↓個人的に大好きなモクレンの花です。散るのも早いんですよね。。
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↓本堂です。
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↓御朱印です。
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2009年02月01日

室生寺@奈良県宇陀市

奈良の南東方面・榛原方面に向かうとある室生寺です。女人の入山が許されたことから女人高野と呼ばれ、お寺の代名詞のようになっています。冬の間、有名な金堂の内陣の仏像群が公開されているため、見に行きました♪

参道の手前にある駐車場に車を止め、参道を歩くと、長谷寺ほどではないですが、こじんまりとした観光商店が立ち並んでいました。冬のためか、あまり華やかではなかったです。

歩いて5分ほどで表門に着きます。仁王門をくぐると、山岳寺院らしく、石段がつづきます。登るごとに金堂、弥勒堂、本堂、五重塔と次々見えてきます。

金堂では、有名な国宝の十一面観音をはじめ、同じく国宝の釈迦如来像、地蔵菩薩、薬師如来、文殊菩薩、十二神将など多くの像を見ることが出来ました。ふっくらとした十一面観音は、独特の雰囲気を持っています。また釈迦如来像もふっくらとした造りで独特の感じがしました。

ここの十二神将は、運慶作とも言われているそうです。それぞれが豊かな表情をしていて、見ていて楽しい仏像でした。

金堂から、しばらく歩くと出てくる国宝の五重塔。この五重塔は国宝指定のうち最も小さいそうです。二番目に小さいのは、私が好きな海住山寺のものだそうです。

ここの五重塔は、平成10年に台風で大被害を受けたそうですが、今は修復されています。一層目から五層目まで大きさのあまり変わらない屋根は、とても美しい調和の取れた雰囲気です。下から見上げるこの塔は気品を感じます。

このお寺、自然に囲まれ、冬も静けさを感じられて、とても良い雰囲気です。ただシャクナゲや紅葉の季節はさらに美しいそうです。その時期にまた訪れたいものです。

↓表門です。
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↓舞台造の金堂です。この中に有名な仏像群があります。
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↓本堂は修復中でした。
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↓とても均整のとれた美しい五重塔です。
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↓御朱印です。
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2009年01月20日

長弓寺@奈良県生駒市

生駒市の高級?住宅街の付近にあるお寺「長弓寺」です。ずっと、この付近を通るたびに看板が気になっていたので、ふとしたついでに寄りました。

山号は、真弓山というそうです。この付近の地名も真弓という地名でもあります。

その昔、真弓長弓(まゆみたけゆみ)という豪族が、聖武天皇に従い、この地で度々、狩猟していたそうです。ある日、その息子が森より飛び撮った異鳥を射ようとしたとき、誤って父の長弓を射殺してしまったそうです。聖武天皇は、この悲運を深くあわれみ、この寺を建立されたそうです。

さて、このお寺、思っていた以上に広いです。数個の院が建てられており、その奥にとても立派な本堂があります。この本堂は新和式(新和様)の代表的な建築物らしく、国宝に指定されています。

また本尊は、慶派の仏師による十一面観音が安置されているそうです。この日は、見ることが出来ませんでした。いつ、見ることが出来るのか聞いておけばよかったと思います。

お寺の方とお話をすると、春には桜もきれいなのだそうです。参拝客も少なく、おだやかな空気の漂うこのお寺での花見もいい感じでしょうね。

↓本堂です。
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↓御朱印です。
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2009年01月07日

円成寺@奈良市忍辱山町

奈良市から柳生の里へ向かう途中にある円成寺です。運慶の初期の作品、大日如来坐像が安置されている寺院として有名です。

年末に行ったのですが、さすがに奈良の観光地から離れているため、人はまばらです。寺に入ると、浄瑠璃寺と同じような浄土式庭園が広がっています。

境内は、それほど広くなく本堂を中心に小さなお堂がいくつか点在しています。その中の春日堂・白山堂は春日造社殿として日本で最も古い建築物として国宝指定を受けているそうです。

本堂の中は、やや薄暗い雰囲気でした。大きな本尊の阿弥陀如来様が柔らかな表情で座っておられました。その周りの四天王像も立派なものでした。

そして多宝塔の中に有名な運慶作の大日如来坐像が静置されています。ガラス越しに見ることが出来るのですが、何度も写真で見たことのある、ややふくよかな感じのお顔が印象的でした。

↓円成寺庭園から望む楼門。
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↓本堂です。
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↓春日堂、白山堂。
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↓この多宝塔の中に大日如来像があります。
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↓御朱印です。
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2008年12月23日

長谷寺@奈良県桜井市

西国三十三所の第八番札所、花の寺としても有名な「長谷寺」です。先月末、紅葉の時期に行きました。この日は、本尊の特別開帳、秋の寺宝特別公開が行われていました。

この日、友人が西国三十三所を巡り始めたため、紅葉の名所ということもあり、雨天でしたがふらっと行ったのです。着くとさすが、清水寺と並ぶ有数の霊場と呼ばれているだけあり、参道はお土産屋さんなどでにぎわっています。

仁王門をくぐると本道まで、長い登廊が続きます。399段の階段だそうです。そこから見える景色がものすごく美しかったです。静かさと、紅葉の美しさがとても合っていました。

本堂に着くと、この日の結縁特別御開帳が行われており、本堂の中に入り、巨大な十一面観音様の足もとまで行き、実際に足に触れることが出来ます。数百年の間、参拝者が足を触れていただけあり、その部分だけ色が変色していました。

この観音様、長谷寺式観音と呼ばれるそうです。右手に地蔵菩薩様が持っているような錫杖を持っているのが特徴だそうです。以前、参拝した西大寺にも、この長谷寺式観音様がおられました。またこの日、寺宝が特別公開されていましたが、そこにも小さな長谷寺式観音様が数体ありました。

本堂の舞台から望む五重塔と紅葉もとても美しかったです。五重塔の歴史は意外と浅く、昭和29年に建てられたものだそうです。戦没者に対するお祈りをこめて建てられたそうです。

この長谷寺は、今まで数多くのお寺を巡りましたが、とても気に入ったお寺のひとつになりました。これから、何度でも参拝してみたいと思います♪

↓有名な登廊です。
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↓本堂から望む五重塔。雨でしたが、紅葉がとても美しかったです。
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↓本堂です。紅葉に囲まれてよく分かりませんね(^^;清水寺と同じ舞台造です。
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↓御朱印です。
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2008年11月16日

西大寺@奈良市西大寺

忘れ去られた大寺といわれる「西大寺」です。奈良の東の大寺「東大寺」に対する西の大寺です。その昔は、本当に大きな勢力を持っていたらしいのですが、平安時代に天災で多くの建築物が失われ勢力を失ったそうです。

とは言うものの、境内は立派で、大きなお堂が立ち並びます。仏像を含めた寺宝も数多くあり、なかなか見ごたえのあるお寺でした。この日は、愛染明王像の特別開帳日だったこともあり、訪れました。

お堂を順番に巡り、まずは四天堂へ。このお堂は、巨大な十一面観音と四天王が祀られています。十一面観音様はいわゆる長谷寺形式だそうです。とても大きく、迫力がありました。

本堂の本尊は、いわゆる清涼寺式の釈迦如来様です。この作者は善慶と言うそうです。西大寺は、この善のつく善派という仏師集団とつながりが強いそうです。でも善派というのは、はじめて聞きました。

このお堂で、もうひとつ気になったのが、文殊菩薩像です。安倍文殊院の文殊様とよく似ています。ただ、顔立ちが女性ぽいお顔立ちでした。なかなか美しく、しばらく見とれていました。

最後に、目的としていた愛染明王を見るため、愛染堂へ。ここは多くのお前立ち像に囲まれ、愛染明王が開帳されていました。

仏像の本を読むと、愛染明王といえば必ずと言って良いほど、西大寺の愛染明王が紹介されているので、見たことはあったのですが、すごく小ぶりな像で驚きました。しかし精巧で、その怒りの表情はとてもリアルで迫力のある仏様でした。

↓本堂です。清涼寺式釈迦如来像が本尊でした。
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↓四天堂。
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↓愛染堂。
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↓御朱印です。本堂のものと愛染堂のものです。
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2008年11月12日

大安寺@奈良市大安寺

現在、奈良で大安寺と言うと、ひとつの地名のように扱われていますが、小さなお寺「大安寺」があります。ただし奈良時代には南都七大寺に数えられ、東大寺・興福寺と並ぶ大寺だったそうです。その当時は、七重塔も建っていたとか。

ただ平安時代、多くのお堂は焼失し、勢力も衰えたそうです。今は、その当時の木造仏が数体のこっているのみだそうです。お堂もすべて再建されたものであるとか。

この日、本尊の十一面観音様が公開されていましたので、お参りしました。

境内に入ると、がらんとした空間に洋風のベンチのようなものがおいてあり、くつろぎの空間のようになっています。古寺に来たというより公園に来た雰囲気です。

まず本尊をお参りします。古い木造のご本尊の目は、ややたれ目な感じで優しい雰囲気でした。すこし面長だったような記憶があります。さすがに古く木の感じがすすけた雰囲気でしたが、とても表情が穏やかな観音様でした。

その後、宝物殿がありましたので、見学させていただきました。数体の木造仏、すべて天平時代のものだそうです。不空羂索観音様は、興福寺や東大寺と違い、羂索を持っておられませんでした。ふくよかな像でした。

その他、聖観音や四天王の像がありましたが、どれも古い木像で、自然な感じのかざらない仏様でした。

↓門です。
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↓本堂です。
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↓昔の大伽藍の様子です。
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↓御朱印です♪
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2008年11月10日

海龍王寺@奈良市法華寺北町

住所のとおり、奈良の国宝「十一面観音」様で有名な「法華寺」の北にある「海龍王寺」です。この日、この地区にあるお寺「法華寺」「海龍王寺」「不退寺」は、寺宝を特別公開していました。「法華寺」の秘仏公開は、訪れたことがありましたので、この日は「海龍王寺」へ行きました。

本当に「法華寺」の隣に、静かに建つこのお寺は、ひっそりとしています。「法華寺」は観光客もぞくぞくと入っていくのに、こちらは数人。

お寺の境内もさほど広くなく、本堂と国宝の五重小塔を安置する、小さな西金堂が建っているくらいです。まず、国宝の五重小塔を拝みます。建築当初から屋内に安置されるために作られたという変わった塔です。小さいですが美しく細部まできれいに作りこまれています。

明治時代には東金堂もあり、そのなかにも小塔が収められていたそうですが、焼失したそうです。

さて次に、本堂の秘仏「十一面観音」を拝みます。こちらは、本当に美しく、昭和28年まで絶対秘仏とされていたそうで、保存状態が良好できれいな彩色がなされています。切れ長の目、整った顔立ち、本当に美しい仏様でした。

静かなこのお寺は、私の中でもお気に入りのお寺となりそうです。また公開の日にはお参りに来たいものです。

↓ひっそりとした門です。注意しないと見逃しそうです。
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↓本堂です。こちらに本尊「十一面観音」様がおられます。
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↓こちらが国宝・五重小塔。
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↓御朱印です。
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2008年10月12日

法起寺@奈良・斑鳩町

法隆寺で有名な斑鳩にある「法起寺」(ほうきじ)です。ずっと(ほっきじ)と読んでました(^^;以前は、(ほっきじ)と読む人が多く、今でも二つの名前で読まれているそうですが、正確には(ほうきじ)らしいです。

あまり知られてない?ようですが、ここも「法隆寺地域の仏教建築物」として世界文化遺産登録されています。実に地味な世界遺産です(^^; 法隆寺の近所には中宮寺、法輪寺など聖徳太子ゆかりの有名なお寺がありますが、世界遺産は法隆寺と法起寺だそうです。

ここもコスモスの名所です。法起寺のまわりには、多くのコスモスが植えられています。法隆寺から少し離れているからか観光客も少なめで、境内もこじんまりしています。その雰囲気とコスモスの優しい雰囲気が、とても合い、のどかな景色が広がっています。

三重塔は、世界文化遺産に登録されるだけあり、日本最古の三重塔建築だそうです。法起寺の隣を、たまに自動車で通るのですが、すごく地味で小さい三重塔に見えていたのですが、近づくと意外な大きさに驚きます。

境内には収蔵庫があり、ガラス越しですが、いくつかの仏像を拝見することが出来ます。本尊の十一面観音も安置されています。意外と大きい像で、この観音様の表情も、どこかのどかで素朴な感じがします。

↓国宝・三重塔です。
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↓まわりのコスモス園から法起寺を望む。
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↓素朴な御朱印です♪
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安倍文殊院@奈良県桜井市

日本三大文殊の一つに数えられる安倍文殊院です。ここも奈良では有名なコスモスの名所ということで来ました。以前訪れたことはあるのですが、コスモスの季節は初めてです♪

ここは、安倍仲麻呂や陰陽師の安倍清明で有名な安倍氏の氏寺として建てられた「安倍寺」の流れを受け継いでいるお寺だそうです。安倍寺はすぐ近所にあったのですが、平安時代末期に近隣の寺院勢力に滅ぼされたそうです。しかし後に、文殊菩薩を本尊に備え、この地に再建されたとか。

ここは、先日訪れた「般若寺」と違い、鉢植えのコスモスが多く植えられていて、世界各国のコスモスが多種類あります。お寺と花の景色の組み合わせとしては、般若寺のほうが情緒があって良いでしょうか。

安部文殊院は、全体的にきれいなのですが、観光地化されすぎて、客寄せのためのコスモスであるような雰囲気があります。そのためか、お寺では珍しくピタパやEdyのような電子マネー支払いに対応していたりします。

このお寺の大きなメインは、本尊の渡海文殊菩薩像。文殊菩薩様と4体の脇侍で構成されています。脇侍のうち1体は戦火で焼失し、後年、補作されたものだそうですが、その他は快慶の作品だと判明しているそうです。

その文殊菩薩様は7メートルもある巨体なのですが、切れ長の目と繊細な顔立ちで、とても知的な印象を受けます。文殊様が座っている獅子のすこしひょうきんな顔立ちとの対比が絶妙だったりします(^^;

この文殊様の真正面にいると、じっと見つめられてなにか諭されているような気持ちになってくるのですが、その脇侍として立っている童子が、すごく愛らしくて・笑えてきて・不思議と見ていて飽きない仏様です。

↓本堂です。鉢植えのコスモスが飾られています。
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↓コスモス。背景は金閣浮身堂です。中には安倍仲麻呂像、安倍清明像が安置されています。
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↓いくつかあった世界のコスモスのうち「チョコレートコスモス」ピンボケですけど(^^;
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↓御朱印です。
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2008年10月09日

般若寺@奈良市般若寺町

奈良公園から木津方面へ少し外れたところにある「般若寺」です。花の寺・コスモス寺として有名です。もちろん今の季節はコスモスということで見に行きました。

実は春に一度訪れていて、その際はものすごく閑散としていて、特に花も咲いておらず、花の寺と言うにはとてもお粗末な雰囲気でした。そのため期待はまったくしてなかったのですが・・・

しかし今回行くと、境内が一面コスモス。びっしり咲き誇っています。それほど広くない境内ですが、本堂とその前にある十三重の石塔はコスモスに囲まれ、とても美しく見えます。春には寂れた印象の象徴のように見えた石仏群もコスモスの影響なのか絵画的に見えます。

本堂から少しはずれたところに国宝の楼門があり、そこに続く道は橙色のキバナコスモスとコスモスが両方植えられていて、色鮮やかです。

ここの本尊は、文殊菩薩です。安倍文殊院の文殊菩薩像が印象強くて、文殊様と言うと、あの繊細で知的な顔立ちを想像してしまうのですが、ここの文殊様はやんちゃ坊主?のようなお顔立ちです。少しふっくらした雰囲気が印象的な像なのでした。

↓国宝の楼門。キバナコスモスとコスモスが色鮮やかに咲いています。
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↓本堂です。コスモスが周りを覆っています。
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↓般若寺のシンボルのようになっている十三重の石塔です。
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↓御朱印です。
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また、現在使用している御朱印長は興福寺で購入したものを1冊をお寺用、1冊を神社用に使っています('08.5.24の記事参照)が、お寺用がそのうち満杯になりそうです。そのため、春にここに来た際に、ここの御朱印帳のデザインが気に入っていたので購入しました♪ビニールカバーも付いているんですよ。

↓購入した御朱印帳。表面。
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↓裏面。
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2008年09月17日

新薬師寺@奈良市

奈良公園から少しはずれた高畑にあるお寺「新薬師寺」です。知らなかったのですが、この新という字、新しい薬師寺という意味ではないそうです。「霊験あらたかな」という意味だとか。

近鉄奈良駅から25分くらい歩けば着くでしょうか。奈良公園から少し離れているというだけで観光客が少しまばらです。

それほど広くない境内ですが、大きな本堂があり、その中に有名な国宝十二神将象が本尊の薬師如来様を守っています。険しく勇ましい表情の十二神将と比べて、つぶらな瞳の薬師如来像の表情が印象的です。

なかなか静かで、表情豊かな仏像が見られる良いところです。

↓重要文化財の東門です。
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↓本堂。こちらは国宝だそうです。
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↓御朱印です。
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